今日は先日知った新しい言葉についてコラムを書いていきたいと思います。
皆さんは「新型栄養失調」という言葉をご存じですか?
栄養失調といえば、戦時中や戦後など、国が貧しく、十分な栄養を食事で補えなかった時代のものという認識が私にもありました。
しかし、この豊かな現代にも隠れた栄養失調が広がっているという研究結果があるそうです。
今日はそんな「新型栄養失調」について掘り下げていきたいと思います。
日常的にコンビニ弁当やお惣菜、偏食などのある方はちょっとお付き合いください。
栄養失調とは?
5大栄養素ってなに?
そもそも栄養失調についてお話していきましょう。
身体に必要といわれる栄養素は【5大栄養素】といわれ、小学校で習った記憶がある方も多いかと思われますが、人間が健康を維持するために必要な5つの主要な栄養素のことです。
生命維持活動や、身体の機能の調整に欠かせない栄養素です。
①炭水化物(糖質)→脳や身体を動かすエネルギーの源となる栄養素(米、小麦などの主食に含まれることが多い)
②脂質→細胞膜やホルモンを生成するために必要な栄養素(動物性・植物性の油)
③タンパク質→筋肉・皮膚・骨などをつくる栄養素(肉・魚などの動物性のもの、大豆などの植物性のもの)
④ビタミン→健康な身体(代謝や機能調整)の維持に不可欠な栄養素(ビタミンは種類によって様々な食品に含まれる)
⑤ミネラル→骨や歯の材料、筋肉や神経の働きの調整や体液のバランスの維持に必要な栄養素(カルシウム・鉄分・亜鉛など)
これらの栄養素が不足することが栄養失調と定義づけられます。
栄養失調の症状
それでは栄養失調になるとどのような症状があらわれるのでしょうか?
現代でも起こりうる栄養失調の症状についてみていきましょう。
※肌荒れ・髪のパサつき・爪のトラブル
肌の細胞生成やバリア機能に必要な栄養の不足により、新陳代謝が正常に機能しなくなっている。
タンパク質、ビタミンB群、鉄分、亜鉛の不足は、乾燥や炎症、ニキビを招く。
これらは、生命維持に必要な機能でないため、栄養が不足すると初めに症状としてあらわれてしまいます。
※慢性的な疲労感・疲れが取れない・筋肉量の減少
筋肉や組織の修復に必要なタンパク質が不足することで、体力や筋力が低下してしまう。
鉄分不足で、酸素が全身にいきわたらず脳や筋肉が酸欠状態になる。
ビタミンB群の不足により糖質や脂質をエネルギーに変換する機能が落ちます。
※めまい・立ちくらみ
めまいの種類によって原因が違いますが、脳へのエネルギーまたは酸素の供給不足。
鉄分不足による貧血、低血糖、ビタミンB群やマグネシウムの不足が重なり、脳の酸素供給が低下、神経の働きが乱れてふらつきや立ちくらみが発生します。
栄養失調でお腹が出ている

私が「栄養失調」と聞いて頭に浮かぶのは、妖怪の餓鬼の姿や、発展途上国の子供たちのお腹がポッコリした姿なのですが、今回、栄養失調の記事を書くタイミングがあったのでついでになぜあのようになるのかを調べてみました。
栄養失調でお腹が出ている状態は【クワシオルコル】といい、腹水がたまっている状態のようです。
タンパク質不足により、血液の水分を保持する力が低下し、血管から水分が漏れ出して腹腔にたまっている状態や、脂肪を運ぶアポリポタンパク質が作られず、肝臓に脂肪が蓄積して肝臓が肥大している状態。
栄養不足で、全身の筋肉が萎縮し、腹壁の筋肉が内臓を支えきれなくなっている場合、消化酵素の不足で消化機能が低下し、腸内で異常発酵が起きてガスがたまっている場合などがあるそうです。
クワシオルコルは低タンパクの状態のことで、栄養全体が足りない場合は別になります。
子供の姿のイメージが強いですが、最近は老齢期にも多いようで、食事量の減少や社会的な孤立、消化機能の低下など、原因は多岐にわたります。
子供の場合、発育障害や機能低下などが強くみられますが、老齢期の場合、体重減少が顕著にみられるようです。
新型栄養失調とは?
それでは新型栄養失調についてお話していきましょう。
現代でも経済的な理由で満足に栄養摂取ができない場合もあるでしょうが、新型栄養失調とは、一部の栄養素が極端に不足している場合に用いる言葉になります。
「極端に偏った食事による栄養素の不足」が原因です。特に不足しやすいのはタンパク質とミネラルの不足といわれています。
今、リスクが高いとされる集団は、「高齢者」、「中年期」、そして「若年女性」です。
ここからは、各栄養素の不足しやすい人のパターンをご紹介いたします。
新型栄養失調になりやすい人【高齢者】【中年期】【若年女性】

上でもお話ししたように、シニア世代は食欲減退や体重が増えないといったお悩みを持っています。
高齢者に多く見られる栄養障害の特徴は、タンパク質とカロリーの不足です。
肉や魚などのタンパク質を食べなくなり、筋肉量や筋力が減少し、かむ力も弱くなり硬いものを避けがちになります。
咀嚼が大変になるので、より食事量が減りバランスよく食事を摂ることをしなくなります。
また、筋力が低下することで、足腰が弱くなるので、買い物や調理が困難になるなど食事も簡単なもので過ごしてしまい、活動が低下すると消費するカロリーも減るので、栄養不足の悪循環が生まれます。
筋肉や骨を維持することができなくなり、内臓への負担も増加しますし、認知機能の低下との関連も指摘されています。
目安としては半年前より5%程度体重が減っている場合は要注意です。
中年期の場合、働き盛りで自分の健康が二の次となりやすく、栄養障害の特徴はカロリー過多とミネラル不足です。
忙しくてつい食事を抜いたり、簡単に済ませたりしがちで、手っ取り早くお腹を満たす炭水化物に頼りがち。
単身赴任や一人暮らしの場合、外食が多くなってしまったり、カップラーメンやスナック菓子で済ませてしまったり。
カロリー過多、タンパク不足、ミネラル不足が常態化してしまっていることも・・・
中年期に代謝が落ちてしまい、そのまま糖質過多やタンパク質不足、野菜不足の食習慣を続けることは将来の健康リスクを上げる原因にもなります。
では若年女性はどうでしょう。
中年期と被るところもありますが、インスタント食品や弁当ばかりで、栄養バランスが悪かったりという場合もありますが。
現代の日本で多く見られるのは極端なやせ願望による過度なダイエットや低体重や食生活の偏りです。
野菜しか食べていなかったり、炭水化物や脂質を極端に制限したりすることで、身体が必要なエネルギーやタンパク質を確保できていない場合が多く見られます。
栄養失調への対策
栄養失調チェック
それではここであなたの現在の栄養失調状態をチェックしましょう。
チェックが多い方が危険性が高いといえます。
≪食事・生活習慣≫
□朝食は食べないことが多い
□野菜(特に色の濃い野菜)をほとんど食べない
□丼もの、麺類、コンビニ弁当、パンだけで済ませることが多い
□ダイエット中で、肉、魚、卵の摂取を控えている
□柔らかいものばかり食べている
≪身体のサイン(症状)≫
□抜け毛や枝毛が増え、髪のツヤがなくなった
□皮膚が乾燥しやす、肌荒れが治りにくい
□口内炎が頻繁にできる、治りにくい
□爪が薄い、割れやすい、凹凸がある
□しっかり食べているのに疲れが取れない
□筋力が低下し階段の上り下りがつらい
□貧血気味で、めまいや立ちくらみがする
□集中力が続かず、イライラしやすい
□寒がりになった、身体が冷えやすい
□便秘や下痢が続く
新型栄養失調にならないための対策
では、新型栄養失調にならないためにできることは何でしょうか?
この項では、日常的にできる対策をご紹介いたします。
其の一 一汁三菜のバランスの良い定食を選ぶ
主食・主菜・副菜が揃うと栄養素をバランスよくとることができます。
外食では野菜が不足しがちですが、野菜も摂れる定食を選ぶように意識しましょう。
其の二 単品料理なら彩り豊かな料理を選ぶ
赤・緑・茶・黄など、食事全体の色のバランスを意識すると様々な食材を摂ることができます。
ダイエット中は野菜だけのサラダを選びがちですが、ダイエット中こそ肉や魚や卵などの動物性タンパクや、豆などの植物性タンパクを選ぶようにすると、栄養のバランスが整います。
そのほか、自炊の場合はツナ缶やサバ缶などの缶詰やハムなどの加工肉、加工のあまりいらない卵や豆腐などを利用したり。
外食が多い場合は、納豆や牛乳、ヨーグルトなどの手軽にタンパク質が補える食材を用意しておくと栄養のバランスを整えることができるでしょう。
新型栄養失調の一つ塩分過剰摂取

前述したとおり、インスタントやファストフードに頼ることで起こる塩分の過剰摂取も新型栄養失調の原因の一つになります。
日本人の食事摂取基準による1日の食塩の摂取量は、18歳以上の女性で7.0g未満、男性で8.0g 未満です。しかし実際の摂取量はしょうゆやみそを使う和食の特徴から、男女ともに10g前後を推移していて、高血圧への影響が懸念されています。
塩分の取りすぎは、生活習慣病や、腎臓病、骨粗しょう症や胃がんを引きおこす恐れがあるので、気を付けたいですね。
体内のナトリウム濃度を下げるために水分をため込むため、むくみや強いのどの渇き、倦怠感、頻尿などの症状がある場合は、すでに塩分過多になっているかもしれません。
カリウム(野菜や果物)を摂取したり、水分を多めに摂ったり、日ごろから減塩を意識して心がけていきましょう。
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私自身は子供を持たないまま40を過ぎましたが、友人の子供たちや、アートカイロに来てくれる子供たちに癒されながら毎日を過ごしております。妊活のお客様が、マタニティになって、産後になっていくのが今の喜びです。まだまだ未熟なところもございますが、札幌の女性たちを笑顔にできるよう、今後もコラムを展開していきます。
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