今回は、みんながよく聞く「魚の目」「タコ」「イボ」についてお話しします。足の裏や指にできるこれらのもの、名前は聞いたことがあっても、それぞれどう違うのか知っているでしょうか?見た目や痛みの感じ方も少しずつ違うんですよ。
まず、「魚の目」や「タコ」っていうのは、足の皮膚が硬くなって小さな丸い部分などができることを言うんですね。痛みがあったり、歩くのがちょっと不快になることもあるんです。
最後に「イボ」ですが。イボはウイルスが原因でできるんです。だから、魚の目やタコとは全然違うんです。見た目も少し違って、小さな突起がたくさん集まっている感じになることが多いですね。手や足にできることが多くて、時々痛くなることもあるのです。
これから、魚の目、タコ、イボがそれぞれどういうものか、どうやって見分けるか、そしてどんなふうに対処すればいいかをもっと詳しく見ていきましょう!
魚の目、タコ、イボは違う!
魚の目ってどのようなもの?
「魚の目」についてのお話しです。
魚の目って、ちょっと不思議な名前ですよね。でも、足の裏にできる小さな丸い部分が、まるで魚の目みたいに見えるからそう呼ばれているのです。
魚の目とは、皮膚が厚く硬くなる現象で、特に足の裏や指にできることが多いです。この状態は、長期間にわたる圧力や摩擦が原因で皮膚が自らを守ろうとするために生じます。魚の目は中心に硬い芯があり、周りに硬くなった皮膚が存在するのが特徴です。この中心の硬い部分が、痛みを引き起こす原因となります。
「魚の目」(うおのめ)。実はこの呼び方は俗称で、学術的な正式名称は“慧眼(けいがん)”にわとりの目に似ているから。ちなみに「魚の目」の由来は、江戸時代に魚を食べると出来ると信じられていた事からという説と、形が魚の目に似ているからという説があるようです。
タコってどのようなもの?
「タコ」についてのお話しです。でも、海にいるタコのことではなくて、足にできる「タコ」のことです。ちょっと変わった名前ですが、実はよくあることなんです。
タコは、足の皮膚が硬くなって、厚くなる部分のことを言うのです。これは、足に何度も圧力や摩擦がかかることでできるんです。タコはかかとや足の側面、指の上などにできることが多いです。見た目は黄色っぽくて硬くなっている部分が広がっているのです。触ると硬くて、少しザラザラしていることもありますね。タコができると、歩くときにちょっと不快になることがありますが、痛みが少ないことが多いです。でも、タコが大きくなると、歩くのがつらくなることもありますので、早めにケアすることが大切です。
「たこ」実はこの呼び方は俗称で、学術的な正式名称は胼胝腫(べんちしゅ)と言います。「たこ」は堅凝(かたこ)が短くなったものといわれ、室町時代の書物にはすでに「たこ」の文字がみられるそうです。
イボってどのようなもの?
「イボ」についてのお話しです。イボとは皮膚表面が盛り上がっている小さなできものの総称です。
実はこの呼び方は俗称で、学術的な正式名称は「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、ウイルスを原因とするものや老化・紫外線が原因でできるものなど、さまざまな種類があります。足の裏や指にできるイボはたいてい、ウイルスを原因とするものです。
●ウイルス性のイボ
最もよく見られるのは「ヒトパピローマ」というウイルスを原因とする「尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい」です。粟粒大~小豆大ほどの硬く盛り上がったいぼができます。いわゆる「水いぼ」と呼ばれるいぼ(伝染性軟属腫:でんせんせいなんぞくしゅ)も、ポックスウイルスというウイルスを原因とするイボです。1~7才の子どもに多く、粟粒大ほどのいぼがたくさんできます。
イボは種類によって、数カ月で自然に消えてなくなるものや、治療が必要なものがあります。心配な場合は、自己判断でステロイド外用剤等を使用しないで、皮膚科に相談しましょう。
魚の目とタコはなぜできてしまうのか?
魚の目とタコの原因とは?
魚の目とタコができる原因についてのお話です。
魚の目の原因は、皮膚への圧迫や摩擦などの慢性的な刺激で生じますが、その皮膚のすぐ下に骨がある部位に生ずることが多いです。
皮膚表面の一番外側には硬い層である角層があり、さまざまな外的刺激から皮膚を守っています。しかし、何らかの原因によって皮膚の一部分にだけ慢性的な刺激が加わり続けると、それに対する防御反応として一部の角層が異常に厚く硬くなってしまいます。
刺激を受けて硬くなった角層は、皮膚への圧迫が続かないと、盛り上がってタコとなるのですが、皮膚の上からの圧迫が続くと、角層は盛り上がることができず、皮膚の下に食い込むようになり、魚の目が形成されます。特に皮膚のすぐ下に骨があると、皮膚の上からの刺激が骨に阻まれて、その間にある皮膚の角層が厚くなり、魚の目ができやすいと考えられています。
魚の目とタコができる原因とは?
魚の目とタコができるのは、長時間の圧迫と摩擦が原因ということがわかりましたが、ではなぜ圧迫と摩擦が起こるのでしょうか?
圧迫と摩擦による魚の目・タコが発生する原因は...
●足のサイズに合わない靴を無理に履き続けている(大きい靴、小さい靴、ハイヒールなど)。
●長時間の歩行。
●足の形状(外反母趾、扁平足、O脚、がに股など)。
●歩き方(股関節・膝関節異常、脳血管障害による歩行障害など)。
上記のようなことにより、魚の目・タコができる部位に圧迫と摩擦が起こる姿勢や歩き方を繰り返し行っているために魚の目やタコが発生してしまいます。足に合った靴を履き、正しい歩き方に改善すると魚の目とタコはできなくなります。
魚の目とタコの対処方法は?
魚の目とタコの対処方法は?
●病院での治療
専用の医療器具で患部を削り取る方法が主流とされています。病院では症状に合わせた治療を受けることができ、再発リスクも低いのがメリット。強い痛みがあるなど症状が重い場合は自力で治そうとせず、病院に行かれることをおすすめします。
●液体窒素治療
液体窒素を患部に噴射したり、液体窒素含んだ綿棒をウオノメの芯に押し当て冷凍破壊することを目的とします(芯を繰り抜いてからその穴に押し当てる方法もあります)。回数がかかる上、当て方次第では強い痛みを伴うこともあります。
●自宅での対処法
症状が軽い場合は、市販薬を使用して自宅でケアすることも可能です。市販薬には軟膏タイプ、液体タイプ、テープタイプがあり、軟膏タイプと液体タイプは患部に塗布してケアを行い、テープタイプは数日貼って患部をふやかしたのちに芯を除去します。ただし、ケアの最中に雑菌が入り込む場合もあるので注意が必要です。
病院・セルフケア以外の魚の目・タコ改善法
魚の目・タコが出来ないようにするには!
魚の目とタコができる原因は、長時間の圧迫と摩擦が原因ということがわかりましたが、ではどうしたら圧迫と摩擦が起こらなくなり、魚の目やタコができなくなるのでしょうか?
まずは足に合った靴を履き、魚の目やタコが出来ている部位に圧迫と摩擦が起こらないようにすること。それから、立ち方と歩き方を改善して魚の目とタコが出来ている部位に体重をできるだけかからないようにすることです。
札幌駅前整体アートカイロでは、足裏測定を行い、なぜ魚の目やタコが出来ているのかの原因を明確にして対処方法を説明します。正しい立ち方と歩き方ができると、魚の目とタコは改善していきます。お悩みの方は、是非ご相談ください。
まとめ
札幌駅前整体アートカイロは完全予約制の「外反母趾専門整体」です。
痛みのない健康的な足・身体になるために「整体」「歩き方」「日常の生活習慣」を整えて足と身体を変えていきます。
辛い外反母趾の痛みを我慢している方、外反母趾の手術を考えている方、外反母趾は治らないとあきらめている方あなたの外反母趾は改善する可能性があります。ひとりで悩まずに是非ご相談ください。
一緒に痛みのない楽しく歩ける未来を目指しましょう!
札幌駅前整体アートカイロ「外反母趾専門整体」
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このコラムを書いた人
札幌駅のカイロプラクティック整体院札幌駅前整体アートカイロ
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札幌駅前整体アートカイロでございます。
開業して、あっという間に20年以上が経ちました。来店されるお客様が日常で様々な痛みや症状に悩まされていることに驚きます!!!
病院や他の施術で改善されていない方、妊婦さんや産後の辛い症状でお悩みの方、外反母趾は治らないと思っている方、どこでどのような施術を受けたら良いのだろうか? など施術やお店をお探しの方に向けて、情報を発信していけたらと思っています。様々な痛みや症状でお悩みの方の改善するきっかけとなれたら嬉しいです。
私たちができる事は何か?を日々探究しながらより良いサポートができるように邁進してまいります。そしてこの地域に少しでも貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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