本日は腰痛について詳しくお話していきます。
というのも、私の姉がこの度、脊柱管狭窄症になりまして、47歳でもなるんだねぇと思ったので詳しく調べてみることにしました。
ちなみにタイトルは姉の身に起こったことです。
姉はもともと腰痛を持っていました。19歳から立ち仕事をずっとしてきた姉は30歳を過ぎて異動によって座り仕事になりました。
癖のようにギックリ腰をやっていたのですが、運動制限がある持病もあるため、筋トレなどをさぼっておりました←筋トレやストレッチは制限ないです・・・
そんな中、年明けくらいに「腰痛くて足しびれてるんだよね」とのことでちょっと施術をしたりもしたのですが、ヘルニアや狭窄症の疑いがあったので病院に行くように言いました。
この時点でコラムを読んでいる方々と違うのは、うちの姉は私に検査をされてから病院に行っているということなんですが・・・
まぁそんなこんなで病院から帰ってきて第一声が「腰椎脊柱管狭窄症だって」とのこと。
リハビリに通うように言われたとのことでした(だから筋トレしなっていったのにというのが私の心の声です)
このように、ギックリ腰が癖になっている人ほど放置してしまう腰痛。
今回はその違いについてお話していきたいと思います。
ギックリ腰とは

ギックリ腰とは腰痛症のことで、重いものを持ち上げたり、急に体を動かしたときにおこる腰の捻挫です。
きっかけとしては【重いものを持ち上げた】【下に落ちたものを拾おうとした】【くしゃみをした】など些細な動作がきっかけで起きることもあります。
ちなみに私は朝起きて着替えているときにパンツをはこうと足を上げた瞬間になったことがあります。
共通するのは中腰で行う動作ということで実はギックリ腰は原因がはっきりと解明されていません。
ただ、腰の骨が捻挫(骨と骨をつなぐじん帯や軟部組織が傷ついた状態)してしまうことで、痛みや腫れ、関節のぐらつきなどが起こるため動けるようになるまで2~3週間を要することがあります。
症状としては、何らかのきっかけで瞬間的に急激に生じる強い痛みが特徴です。脂汗をかくほどの激痛を伴うこともあります。ぎっくり腰による痛みなどの症状は通常、数日から10日程度でなくなります。
何回も繰り返したり、痛みが10日以上続いたり、発熱するようであればほかの病気を疑った方がいいかもしれません。
すべり症
すべり症(腰椎すべり症)とは、背骨の骨が本来の位置から前方にずれ神経を圧迫して腰痛や足のしびれを引き起こす病気です。
歩行時の下肢の痛み(間欠性跛行)が特徴です。
すべり症には主に2つのタイプがあります。
変形すべり症 加齢や閉経による女性ホルモンの減少で背骨が弱くなり骨がずれるタイプ。40代以降の女性に多い症例
分離すべり症 若いころの激しいスポーツが原因で年月を経てからずれてくるタイプ。10代から20代のスポーツ経験者に起こりやすいです。
私のお客様に分離すべり症の診断を受けている方もいらっしゃいますが、学生時代はずっと柔道をなさっていて、大人になってからもサーフィンやスキーなど様々なスポーツをなさっている方でした。
サーフィンの最中に激痛が走った気がしたのにそのまま遊んでいて海から上がれなくなり、海に救急車を呼んだとのことでした。
すべり症の症状としては、腰や背中の痛みや腰をそらしたときの強い痛みがでます、腰を曲げると痛みが治まるのが特徴です。
お尻や太もも、ふくらはぎや足先にかけての電気が走るような痛みやしびれも出ますが、坐骨神経痛は今回ご紹介したギックリ腰以外のすべてで確認できる症状です。
椎間板ヘルニア
次に椎間板ヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)についてです。
今回のコラムでは腰痛のお話ですので、椎間板ヘルニアとだけ記載させていただきます。
椎間板ヘルニアとは、背骨のクッション材である椎間板の組織が飛び出し、神経を圧迫して腰痛やあしのしびれを引き起こす病気で、多くは片側の足に症状が出ます。
私がこの仕事を志したときにわかりやすく説明してもらったのが
【骨と骨の間に大福が入ってるから思いっきり曲げたり、そこばっかり曲げたらあんこが出ちゃうでしょ】との説明(笑)
いまだにお客様に説明する時に使わせていただいたりしてます。
椎間板ヘルニアの特徴としては、若い人の方が症状が重いということ。
大福は水分を失うとカチカチになるのであんこも出なくなってしまうというわけです。
ヘルニアの症状としては、腰や足の痛み(咳やくしゃみで響いたり、前かがみで痛みが強くなります)や坐骨神経痛。
筋力の低下や感覚障害などの神経障害などがあげられます。
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は背骨の神経の通り道が挟まり神経が圧迫されてしびれや痛みを引き起こす病気です。
加齢が主な原因で50歳~80歳くらいの年代に多く、さらに女性より男性の方に多く見られます。
生まれつき脊柱管が狭い骨格だったり、長時間の立ち仕事や重労働による腰への負担、肥満、姿勢の悪さなどが原因といわれています。
狭窄症の場合、骨やじん帯が変形して神経を圧迫することで症状が出ます。
主な症状は足のしびれや痛み、腰痛、脚の感覚異常など。
間欠性跛行(かんけつせいはこう)という歩くと足に痛みやしびれが出て、座るか前かがみで休むと楽になる症状も代表的なものです。

ギックリ腰、すべり症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の予防
ギックリ腰、すべり症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症はすべて腰の骨(腰椎)を支える筋肉の弱さで起こることが多いので、日ごろから姿勢の改善や適度な筋力トレーニング(体幹やお尻の筋肉)、体重管理を行うことで腰椎への負担を軽減し、症状の進行を抑えることができます
腹筋や背骨周りの筋肉が天然のコルセットとして働くので腰椎を支えてくれるのです
実はこれらの症状は治療法も同じだったりします。
急性期:発症~2週間
炎症が強く激しい腰痛や座骨神経痛が起きる時期です。くしゃみや咳などで腹圧がかかることで痛みを強く感じることもあります。
この時期はとにかく安静が大切です。
炎症を抑えるために消炎鎮痛剤の服用や患部を冷やすなどの処置が行われる場合もあります。
日常生活を起こるのもつらいのが急性期になります。焦らず安静にすることで炎症を抑えることに専念しましょう。
亜急性期:発症から2週間~3か月
痛みは徐々に軽減しますが、強弱を繰り返すこともあります。炎症は落ち着き始め、少しずつ体を動かすリハビリテーションが開始されます。
筋肉の柔軟性、筋力の向上が期待されます。痛みが強い場合は、神経根ブロック注射などの治療を行うこともあります。日常生活では、無理のない範囲で活動量を増やすことが大切です。再発予防のため、医師や理学療法士の指示に従い、徐々に体を動かすようにしましょう。
慢性期:発症から3か月~1年
日常生活に支障のない程度まで痛みが軽減することが多いです。一方で、しびれなどの症状が残りがちです。急亜性期と違い、筋力トレーニング中心のリハビリを行います。
日常生活動作の指導なども行い、正しい姿勢や体の使い方を身につけることで、椎間板への負担を軽減します。重いものを持ち上げない、長時間の同じ姿勢を避けるなど、椎間板への負担を減らす工夫をしましょう。
長期経過:一年以上
1年以上経過すると、多くの場合、症状が軽快し、日常生活が支障なく過ごせるようになります。再発予防のための筋トレやストレッチ、姿勢の意識など、日常生活における注意点を守ることが大切です。禁煙や適正体重の維持などは、再発リスクを低減する効果が期待できます。
ぎっくり、ヘルニア、すべり症、狭窄症の診断
まずギックリ腰は、問診、触診や徒手検査などの身体診察、必要に応じてレントゲンやMRI検査をおこないます。
椎間板ヘルニアの診断も問診で坐骨神経痛の症状の確認や、腰痛の確認、SLRテスト(当店でも採用しています)足上げ検査などで判断することができますが、MRI検査をおこなうことで、椎間板が飛び出している箇所をしっかりと診断することができます。
すべり症は、主に問診・神経学的検査(足の筋力低下、皮膚の感覚障害、腱反射の異常を調べ、どの神経根や脊髄が圧迫されているかを確認)などをおこないますが、神経の圧迫や通り道の狭さはMRIで詳しく調べ、骨のずれや不安定性はレントゲンで画像診断します。
脊柱管狭窄症の診断は歩くと足が痛む間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状の確認とMRIによって神経の通り道の狭さを画像診断することで診断します。
つまりこの四種類の腰痛はMRIで画像診断すればどれなのかすぐにわかるということです。
ぎっくり、ヘルニア、すべり症、狭窄症の注意点

実は今回コラムを書いた理由が、これらの症例、注意点が違います!上に治療法は同じと記載しましたが、安静というだけで、」反対にやってはいけないこと(禁忌)がそれぞれで違います。
ギックリ腰→最初の2~3日にお風呂で温めたり、痛みを我慢して無理に動いたり、患部を強くもみほぐすようなマッサージをしたり、腰をひねる、伸ばすなどのストレッチをおこなうことは炎症を悪化させるので、痛みが長引く原因になります。
椎間板ヘルニア→腰を丸める(前かがみや中腰の姿勢)、重いものを持ち上げる、長時間の座り姿勢は椎間板を更に押し出し、神経を強く圧迫するので、痛みが強くなったり、症状が悪化します。
すべり症→腰を反らす動きや腰をひねる動作、中腰や前かがみで重いものを持つこと、激しい運動や長時間の同一姿勢、これらは不安定な骨のズレや神経の圧迫を強め、痛みやしびれを悪化させる原因となります。
脊柱管狭窄症→腰を反らす姿勢やストレッチ(仰向けやうつ伏せで上体を起こす姿勢)や腰を強くひねるスポーツ(ゴルフやテニス)、我慢をしながらの長時間の歩行、長時間の同一姿勢、中腰での重い荷物持ちは症状を悪化させる原因になります。
このように、同じような症状でも、原因が違うと気を付けることが変わってきます。
悪化させないためにも、少し腰痛が続くようであれば、一度病院でMRIを取ってみてはいかがでしょうか?
おわりに
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このコラムを書いた人
札幌駅のカイロプラクティック整体院・アートカイロ河村 亜弥 (かわむら あや)

整体セラピスト歴8年:マタニティ整体・産後骨盤矯正・一般整体担当メッセージ
札幌のマタニティ・産後骨盤矯正の専門整体のセラピストの河村亜弥です。
私自身は子供を持たないまま40を過ぎましたが、友人の子供たちや、アートカイロに来てくれる子供たちに癒されながら毎日を過ごしております。妊活のお客様が、マタニティになって、産後になっていくのが今の喜びです。まだまだ未熟なところもございますが、札幌の女性たちを笑顔にできるよう、今後もコラムを展開していきます。
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