快適なマタニティライフのために、さまざまな記事を提供していくアートカイロです。
本日は妊娠を望むみなさんが気になる妊娠の初期症状について触れていきたいと思います。私は札幌のマタニティ整体でセラピストをしているのですが、お客様の中には、妊娠初期に整体などを受けることが出来ず苦しんだママたちも多数いらっしゃいます。慢性的な肩こりや首こりだけでなく、妊娠の初期症状の中には、整体で解決できるようなものもございます。
この記事は、妊娠の初期症状がなぜ起こり、ママの身体がどのように変化していくのかをまとめた記事にしていければと思っております。妊娠を望むママ、妊娠かな?と思っているママのお悩み解決のお力になれれば幸いです。
妊娠の初期症状
妊娠初期症状はいつから始まる?
妊娠初期症状とは、妊娠初期にみられる身体の変化の事で、妊娠16週未満を妊娠初期といいます。
近年では妊娠を疑うための目安として妊娠初期症状をとらえる場合もあるそうです。では、いったいどんなものがあるのでしょうか?
1.おりものが変化する 2.微熱 3.強い眠気を感じる 4.生理が始まらない 5.少量の出血がある 6.めまいや立ちくらみ 7.嗅覚が敏感になる 8.便秘 9.腰痛 10.むくむ 11.だるさがある 12.頭痛 13.頻尿 14.下腹部痛・お腹の張り 15.胸の張り 16.肌トラブル 17.食欲の変化 18.情緒不安定になる 19.唾液や鼻水の量が増える 20.胃のむかつきや吐き気
上記の症状が妊娠初期症状として多いと言われています。
妊娠初期症状を詳しく知りたい①
では、ここからは、妊娠初期症状を一つづつ詳しくお話していきます。
1.おりものが変化する→妊娠初期のおりものはサラサラしている場合が多いと言われ、普段よりも量が増え、乳白色など、白っぽくなるケースが多いです。
2.微熱→ホルモンの影響で37度前後の微熱を維持します、熱っぽさや身体のほてりが続くため、汗をかきやすくなる人も多いです。
3.強い眠気を感じる→ホルモンの影響で強い眠気を感じやすくなります。赤ちゃんを産むために、体内の様々なエネルギーを使うため、眠ることで体力を回復させようとする反応です。
4.生理が始まらない→生理周期が安定している人の場合、生理予定日から1週間たっても生理が始まらない場合は妊娠の可能性が高いです。
5.少量の出血がある→着床出血は25パーセント以下でしか起こらないですが、出血量が少なく1~3日で止まる場合、着床時に出血する着床出血の場合もあります。
6.めまいや立ちくらみ→ホルモンの変化で自律神経が乱れていたり、貧血を起こす場合があります。
7.嗅覚が敏感になる→部屋の芳香剤、柔軟剤、たばこ、ご飯の炊ける匂いなど、今まで気にならなかった匂いにも敏感になる事があります。
8.便秘→ホルモンの働きで筋力が弱まるため腸の働きが弱くなったり、つわりで食べられなかったり自律神経が乱れることが原因です。
9.腰痛→妊娠中期に起こる症状ですが、まれに妊娠初期から、骨盤のゆるみを感じて腰痛を起こす人もいるそうです。
10.むくむ→妊娠すると身体に水分を溜め込みむくみやすくなるので、いつも以上にむくむ場合もあります。
妊娠初期症状を詳しく知りたい②
11.だるさがある→妊娠中はホルモンの影響で身体のだるさを感じやすくなります。
12.頭痛→血液量が増えるため、血管拡張してしまい、頭痛が起こる場合があります。
13.頻尿→骨盤底筋のゆるみや子宮が膀胱を圧迫するため、頻尿になりやすくなります。
14.下腹部痛・お腹の張り→子宮は収縮を繰り返しながら大きくなっていくため、その過程で痛みを感じる場合もあります。
15.胸の張り→生理前と同じように、ホルモンの影響で胸が張ります。
16.肌トラブル→肌が敏感になるため、いつも使っていた化粧品が合わなくなることがあります。メラニン色素が増えやすくなるため、紫外線対策も注意しましょう。
17.食欲の変化→つわりの一種で、同じものを食べたくなったり、好物が食べられなくなったり、食欲が旺盛になったり、減退したりします。
18.情緒不安定になる→ホルモンバランスの変化やつわりなどの身体の変化により情緒不安定になる事があります。
19.唾液や鼻水の量が増える→様々なホルモンの分泌が増えることで、自律神経が乱れ、起こる事がある症状です。
20.胃のむかつきや吐き気→ホルモンバランスが乱れることで起こります、つわりの始まりでもあり、そのまま本格的なつわりに移行する場合が多いです。
妊娠してるかも?
妊娠してるかもしれない時に気を付ける事
では妊娠初期にはどういったことに気を付けるべきでしょう?
まず第一に風邪や感染症に気を付けることです。【妊娠は病気じゃない】という言葉がある通り、妊娠中は薬の服用が限られてしまいます、初期は特に注意が必要です。妊娠初期に服用することで胎児に影響が出てしまう薬もあります。しかし、妊娠中は免疫力が下がってしまうため、まずは予防が大切なんですね。マスクや手洗いうがいなど、冬場は加湿することも予防の一環です。
次に、身体負担がかかる運動や行動です。
・お腹を圧迫しない ・身体を冷やさない ・過労を避ける ・重いものを持ち上げない
等お腹の張りが気になるなら安静にすることも大切です。かかりつけのお医者さんの指導は必ず守るのがママと赤ちゃんの健康を守る事に繋がります。周囲の人(職場の仲間・家族)に頼れる環境を作るのはママの最初の仕事です。赤ちゃんを守るために、お願いできる環境を作るようにしましょう。マタニティマークを付けるのも周知するいい方法です。自治体の窓口や雑誌の付録など最近は種類も多いのでお気に入りを付けて、気分も上げちゃいましょう。
妊娠初期の食事
次に食事で気を付けることをお話、つわりが始まると食べられるもの、食べられないものが出来たり、好きなものが嫌いになったりと食事に変化が多く現れます。免疫も下がるので食中毒を防ぐために生ものの摂取は控えましょう。刺身・貝類・生卵・生ハム・ナチュラルチーズなどです。水銀が多く含まれる魚にも注意が必要です。・キンメダイ・マグロ・マカジキなどは多量に摂取することで胎児に先天性異常を引き起こす可能性があると言われています。
では反対に積極的に摂りたい食品はというと。
・大豆食品(植物性の良質なたんぱく質) ・海藻類(鉄分) ・乳製品(カルシウム) ・キノコ類(食物繊維) ・緑黄色野菜(葉酸) です。
ただし、つわりで食べること自体が難しい場合は食べられるものを食べて、エネルギーを確保し、水分不足にならないよう水分摂取に気を付けましょう。
妊娠中に気を付ける嗜好品
では嗜好品の避けるべき理由をご存じでしょうか?お酒やたばこなど、避けなくてはいけないのは知っていても何故かは知らない方も多いと思います。それらをまとめてご紹介。
・飲酒→ママの飲酒は母体の血液中と同じ濃度のアルコールが胎盤を通して胎児に送られ、ママが飲酒を続けることで、胎児性アルコール症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があります。発達の遅れや学習障害、ADHDなどの障害を持つ可能性が高くなります。
・喫煙→ニコチンには血管を収縮させる作用があり、胎児へ酸素や栄養が届きにくくなり、早産、流産、死産、早期新生児死亡の危険性も2倍近く高くなるそうです。受動喫煙でも危険性は上がるので、喫煙者自体にも近づかない方がいいでしょう。
・カフェイン→流産や胎児の発育を妨げる危険性があります。一日の摂取量は(200~300mg)を超えると流産の危険性が上がるという研究報告もあるのです。カフェインは・コーヒー・チョコレート・紅茶・エナジードリンク・緑茶にも含まれているので、成分表示で含有量を確認すると安全でしょう。
妊娠中の整体
妊娠初期でも整体を受けたい
妊娠中でもママの肩こりや首こりは待ってくれません。しかし、ほとんどのお店では妊娠中の施術を受けることが出来ません。それはなぜなのでしょう? 胎盤は安定期(妊娠16週)で完成されてきます。流産のリスクも低くなるので、マタニティ整体をうたっているお店もこのころから受け入れている所が多いかと思います。しかし、ふたを開けて見ると、妊娠中期以降でも腕や脚の施術のみや、軽くなでたりさするだけというお店が多いです。
札幌駅前整体アートカイロはマタニティ整体の専門知識を学んだスタッフが妊娠初期症状の軽減から安産の骨盤調整まで行っております。ママの不安が無ければ9週くらいのママもいらしています。ただし、整体やマッサージなどの施術を全く受けたことがないママの場合は、施術によってだるさや眠気が強く出る場合もあります。妊娠を考え始めた時点でマタニティや産後の整体を行っているお店を探して通っておくのがママにも赤ちゃんにも安心かもしれませんね。
妊娠初期の整体施術
では妊娠初期に整体でどんな症状が軽減できるのでしょうか?当店の場合でお話しいたしますが。
つわりの軽減・腰痛の軽減・むくみの軽減・頭痛の軽減・血行改善などです。軽減と書いたのは、妊娠中のホルモンの影響の場合、改善してもまた症状が出ることが多いからです。ホルモンの影響で関節や靭帯が柔らかくなり痛みが出ている場合、固くなっている筋肉を緩めたり、骨盤ベルトなど補助するものをおススメする場合もあります。ベルトをお持ちの場合つける位置のレクチャーなども行ったりします。日常で行える筋トレやストレッチをお願いする場合が多いのも、妊娠中の身体の変化には整体だけでは対処しきれないからなんですね。しかし、つわりが酷い時はそもそもお店に行くのが辛いというのもお客様からお話しいただきます。ですので、選択肢として覚えておいていただければと思います。
妊娠初期のお悩みを最小限に
待望の赤ちゃんが出来ると、いろいろなことがすべて不安で、ネットで調べて、また不安になってというのを繰り返す方が多くいらっしゃいます。妊活、マタニティ、産後とお悩みを話す相手がいないとネットに頼ってしまうのもわかります。なので、私はお客様に「全然大丈夫ですよ」と言う機会が多くあります。先日いらしたお客様のお話ですが「横向きで寝る時は左下とネットに書いてあった」とのことでしたが、肝臓や動脈があるのが右側なので左下の方がいいというだけで、その限りではありません。妊娠初期から、ママと赤ちゃんが自然体でいられるのが一番だと私は考えます。ママのストレスが最小限であることが一番の健康なのです。幸せホルモンをたくさん出して免疫力も上げて、マタニティライフを楽しく過ごして頂きたいです。
まとめ
札幌駅前整体アートカイロは完全予約制の「マタニティ専門整体」です。
当店には様々な症状を持った妊婦さんがいらっしゃいます。
妊婦さんも使える骨盤ベルトの販売や、エクササイズのご案内もいたしておりますので、気になる症状がある方は我慢しないでご相談ください。
札幌駅前整体アートカイロでは妊娠初期から出産予定日まで施術を受けて頂くことが可能です。
札幌駅前整体アートカイロ「マタニティ専門整体」
〒060-0807
北海道札幌市北区北7条西4丁目8−3 北口ヨシヤビル10F
TEL 011-299-2919
整体院紹介
札幌駅の整体院アートカイロのカイロプラクティックは痛みが少ないので妊婦さん・産後ケアにも安心。腰痛や肩こり・頭痛などを根本から改善できるよう骨盤矯正・全身整体で姿勢の歪みを整えます。札幌駅徒歩3分。
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このコラムを書いた人
札幌駅のカイロプラクティック整体院・アートカイロ河村 亜弥 (かわむら あや)
整体セラピスト歴6年:マタニティ整体・産後骨盤矯正・一般整体担当メッセージ
札幌のマタニティ・産後骨盤矯正の専門整体のセラピストの河村亜弥です。
私自身は子供を持たないまま40を過ぎましたが、友人の子供たちや、アートカイロに来てくれる子供たちに癒されながら毎日を過ごしております。妊活のお客様が、マタニティになって、産後になっていくのが今の喜びです。まだまだ未熟なところもございますが、札幌の女性たちを笑顔にできるよう、今後もコラムを展開していきます。
お身体についてのお悩みがございましたら札幌駅前アートカイロへお越しください!
札幌駅前整体アートカイロでは「皆様の笑顔に寄り添える整体院」をモットーにしております。
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