快適なマタニティライフのために、さまざまな記事を提供していくアートカイロです。
今日は妊娠中の症状の一つ、こむら返り(足がつる)といった症状についてお話ししましょう。そもそもなんで足がつるのか?こむら返りって何が起こっているのか?なぜ妊娠中に起こりやすいのか?どう、気を付けるか? などなどいまさら聞けない足がつるということについて、ふかぼりしていきたいと思います。
札幌でマタニティ整体のセラピストをしております筆者がお客様からのお言葉なども交えてお話させて頂きます。
最近足がつるようになった妊婦さんや、これから妊娠を考えている方、奥様が足がつるとおっしゃっているご主人まで、ちょっと気になると思った方は最後までお付き合いいただけると光栄です。
足がつるってなに?
足がつる時、何が起こっている?
まず【こむら返り】【つる】とは筋肉が伸縮バランスを崩してしまうことで、異常な収縮を起こし元に戻らないことをいいます。健康な人でも30~70%の人が一生に一度は経験すると言われておりふくらはぎに起こりやすいと言われています。ふくらはぎの事をこむらと呼ぶので、ふくらはぎがつる事をこむら返りといいます。
横になって筋肉が緩むように命令をされている中で、脳が縮めろと急に命令することで足がつってしまいます。なので寝ている時に足がつりやすいのです。自分の意思とは関係なく突然筋肉がけいれんして強い痛みが出ることで動けなくなってしまうのです。正式名称は有痛性筋けいれんや腓腹筋けいれんといいます。ようは脳のバグで起こってしまうのです、ではなぜ脳がバグを起こしてしうのでしょうか?
足がつる原因は?
足がつる原因は
●脱水 睡眠中はコップ一杯の汗をかくと言われています。これが朝方に足がつる原因の一つになります。お酒やコーヒーの飲みすぎも、睡眠時の脱水の原因になります。
●ミネラル不足 カルシウムやマグネシウムの不足でミネラルのバランスが崩れてしまう。
●血行不良 座り仕事、立ちっぱなし、身体の冷えなどによる血行不良。
●筋力低下 加齢によるものから女性ホルモンの減少による筋力低下。
●寝る姿勢や環境 重い布団をつかう、冷房を極度にかける。
●体温の低下 季節や冷房による基礎体温の低下。
そのほかにも、薬剤の使用などによる脱水や血行不良、運動不足など様々な原因があります。ちなみに私はコーヒー焼酎をロックで数杯飲んで夜中に足がつりました。みなさんお酒を飲むときはお水も摂りましょう。
なぜ妊婦はあしがつりやすい?
では妊婦さんが足がつりやすいのはなぜでしょう?原因に照らし合わせてみていきましょう。
●ミネラル不足 妊娠中はカルシウムやマグネシウムが不足しがちでバランスが崩れやすくなっている。
●血行不良 赤ちゃんが大きくなるにつれ、下半身の血行リンパの流れが悪くなるため。
●筋力低下 体重増加が原因で足の筋肉に疲労が溜まっているため。
●足の冷え 運動不足などにより足への血行が悪くなり足が冷えてしまうことで、脚の筋肉が硬直しやすいため。
このように、妊娠中は身体の変化によって足がつりやすくなっています。後期になればなるほど赤ちゃんが大きくなるので子宮がママの内臓を圧迫してつる機会が増えていきます。ただし、妊娠初期でもミネラルバランスの変化によってつりやすい方もいます。
こむら返りの対処法
こむら返りにならないための予防法
では、妊婦さんもそうでない方も同様のこむら返りにならないための予防策をお話ししましょう。
①適度な運動やストレッチを行う→ウォーキングや足首を動かすだけでもこむら返りの予防になります。
②ミネラルを摂取する→マグネシウム(ナッツ類や海藻類ですが)カルシウム(乳製品、大豆製品、小魚)が不足しないよう摂取
③十分な水分補給→こまめな水分補給、特に就寝前のコップ一杯のお水は大切です。妊婦さんはトイレが近くなるのでお水を避ける方が多いですが、こまめに摂取することで吸収を促します。
④ふくらはぎを温めて冷えをふさぐ→レッグウォーマーなどを使ってふくらはぎを冷やさないようにしたり、軽くさすったりするのも血行不良を軽減します。
妊婦さんはふくらはぎの内側には触ってはいけないツボなどもあるので気を付けてください。足湯で温めるのも効果的です。
こむら返りの対処法
では、こむら返りになってしまった時はどうしたらいいでしょう?
一般的に言われているのは、痛い方の脚を伸ばし、つま先を自分の方に引っ張ってふくらはぎの筋肉をゆっくり伸ばします。壁に足を付けて体重をかける方法もあります。つった部位の筋肉を反対方向に伸ばすことで痛みを和らげることが出来ます。
応急処置ですので、その後患部を温め血行を良くし、水分やミネラル分を補給しましょう。
運動をたくさんして足がつりそうな日は、筋肉疲労に役立つタウリンやビタミンB1などを摂取することも効果的といわれています。
しかし、妊婦さんの場合その姿勢をとることも寝返り自体が大変だったりもしますよね、では妊婦さんはどうしたらいいのでしょうか?
妊婦さんのこむら返りの対処法
妊婦さんはまず、こむら返りやつらないための対策が必要です。ふくらはぎ以外もつる事が多い妊婦さんの場合上記の4個の予防法を実践するのも大切ですが、、寝返りや伸びをするときに膝を曲げて床側に足を付くのも予防の手段のひとつです。
では、ここからはストレッチをご紹介
①座って両足をそろえて前に伸ばし両手をお尻の後ろの床に付けます
②息を吸いながら両足首を床方向に伸ばします(底屈)
③息を吐きながらつま先を伸ばします
④息を吐きながら片方のつま先だけ自分の方に曲げます、もう片方のつまさきは伸ばしてください
⑤息を吸いながら両方ゆるめ、また息を吐きながら先ほどの反対の足を同じように伸ばします
⑥これを左右4~5回行ってください
一日に3~4回行うことで血行を促進してこむら返りの原因の一つである血行不良を軽減します。
食べるもので血行を促進したり、ビタミンを補うことも重要です。前述のナッツや大豆製品などを摂取することで、妊娠期のミネラル不足も解消しましょう!
まとめ
札幌駅前整体アートカイロは完全予約制の「マタニティ専門整体」です。
当店には様々な症状を持った妊婦さんがいらっしゃいます。妊婦さんも使える骨盤ベルトの販売や、エクササイズのご案内もいたしておりますので、気になる症状がある方は我慢しないでご相談ください。
札幌駅前整体アートカイロでは妊娠初期から出産予定日まで施術を受けて頂くことが可能です。
札幌駅前整体アートカイロ「マタニティ専門整体」
〒060-0807
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TEL 011-299-2919
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このコラムを書いた人
札幌駅のカイロプラクティック整体院・アートカイロ河村 亜弥 (かわむら あや)
整体セラピスト歴6年:マタニティ整体・産後骨盤矯正・一般整体担当メッセージ
札幌のマタニティ・産後骨盤矯正の専門整体のセラピストの河村亜弥です。
私自身は子供を持たないまま40を過ぎましたが、友人の子供たちや、アートカイロに来てくれる子供たちに癒されながら毎日を過ごしております。妊活のお客様が、マタニティになって、産後になっていくのが今の喜びです。まだまだ未熟なところもございますが、札幌の女性たちを笑顔にできるよう、今後もコラムを展開していきます。
お身体についてのお悩みがございましたら札幌駅前アートカイロへお越しください!
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