妊娠中のママのパートナーの心得~パタニティについて

妊娠中のママのパートナーの心得~パタニティについて

快適なマタニティライフのために、さまざまな記事を提供していくアートカイロです。
今日は、妊娠で不安になっているママたちのために、パートナーさんに見せてほしいコラムを書いていこうと思います。
最近は、育休を取れる会社も増え、育児に協力的なパパも増えているように感じていますが、私の父も、友人の元夫も育児の参加がほぼほぼなかったので、同じようなママさんたちは、不安に思うのではないかと思いこのコラムを書こうとしている次第です。
当店には、育児中に腱鞘炎になったり、腰をいためるパパたちも多数ご来店されます。
ママとの違いに悩むすべてのパートナーさんたちにもこのコラムを読んで楽しく家族で子育てして頂ければと思います。

妊娠中にパートナーにできる事

妊娠初期にパートナーにできる事

まずは妊娠がわかり、喜びを共有して、とことん幸せに浸った後にパートナーにできる事からお話。
妊娠初期(16週まで)のママは、だるさや眠気などの症状や、腰痛・頭痛などの身体の症状、ホルモンのバランスが崩れ情緒不安定になったりなど、心も身体もめまぐるしい変化があります。
見た目では妊娠を気付いてもらえないので、一緒にいるパートナーのフォローが必須になります。
どこで出産するか、出産に必要なものはなにか、費用はどのくらいかなどを調べたり。自治体の出産育児給付金やママの保険について(異常分娩が保険適用になるか)確認したり。流産しやすい時期なので、ママに重いものは持たせないようにしたり。
精神的な変化がある事を配慮して気遣ったりします。個人差がありますので、ママにどうしてほしいかを聞くのが一番大切になります。


妊娠中期にパートナーにできる事

妊娠中期に入ると、ほとんどのママはつわりも落ち着き、胎動を感じられるようになります。
パートナーさんが赤ちゃんを感じられるのはこのころからかもしれません。
この頃にパートナーさんにできる事は、両親学級を受講したり、お腹に触らせてもらって胎動を感じたり、ママの調子がいい時は一緒にベビーグッズなどを見に行くのもいいでしょう。
23週までは月に一回の検診があります。ママと一緒に検診に行くこともパートナーとして親になる事を実感するために手かもしれません。

妊娠後期にパートナーにできる事

妊娠後期になると、お腹が大きくなり、ママは自分の足元が見えなくなります。行動もゆっくりになり、仰向けで寝ることが出来なくなります。腰痛や恥骨、股関節の痛みが強くなるのもこの頃です。
パートナーさんが出来ることは、家事や身の回りの世話など、手伝えることを手伝うという事。
入院の荷造りの手伝いや、入院・出産の段取りをしっかりと話しておくこと。
産後の生活をイメージして、家具などの配置をかえたりするのもこの頃になると思います。
足や腰をさすってあげたり、軽いマッサージをしてあげたり。
最近は、病院によって立ち合いが出来なかったり、面会時間が決められていたりもします。
里帰り出産の場合、出産に間に合うかどうかも大切になってきます。
出産に向けて様々な確認作業の時間にしましょう。

妊娠中を通して気を付けること

妊娠中にパートナーが気を付けることまとめ
☆妊娠・出産について、情報収集・勉強する
(パートナーが情報収集・勉強などをするとママもとても安心し、相談しやすくなり、出
産・育児もスムーズに行うことができます)
☆ママの体調変化を気遣って、家事や身の回りのことなど、できるだけ手伝う
・できるだけ早く帰りましょう。
・妊婦健診に付き添う時間も作りましょう。
・場合によっては、家事援助サービスなどの利用も検討しましょう。
☆ママの精神的なサポートをする
・ママの話をよく聞いてあげましょう。
・ママの気分転換の機会を作りましょう、二人でのデートはしばらくお預けになります。
☆ママとお腹の赤ちゃんの健康管理に配慮する
・生活リズムを整えられるよう気遣いましょう。
・ママの食事(栄養素やエネルギー)、睡眠、体重コントロールなどにも気遣いましょう。
・ママが、お酒やタバコなどを摂取したくならないように気を配りましょう。また常備薬など薬
を使用する場合は、医師に相談しましょう。
・受動喫煙も赤ちゃんの死亡率が上がります。同居家族の喫煙も控えてもらいましょう。
・感染症予防など、同居する家族の健康管理にも気を付けなければなりません。
☆上の子がいる場合は、上の子のフォローをする
・ママの変化を伝え、弟か妹が生まれることを共有しましょう。
☆いつでもママと連絡が取れるようにしておく
(妊娠中は、いつ何があるかわかりません)

パタニティを知っていますか?

パタニティブルーについて

最近はマタニティブルーズ(妊娠・産後にみられるママの不安症状)と同じように【パタニティブルー】というものが認知されています。
主に赤ちゃんが生まれてから出る症状ですが、ママの妊娠中から認識しておくことで回避することもできます。
10パーセント程度の方に出る症状とのことですが、パタニティブルーで見られる症状には、次のようなものがあります。
・睡眠不足、不眠
・食欲不振
・興味喪失
・不安、イライラ、気分の落ち込み
・疲労感 
などです。ではならないためのポイントもご紹介
1.愚痴をこぼせる、相談できる相手を確保。
2.目標とする基準を高くしすぎない。「ま、いいか」を口癖に。
3.一人で抱え込まむと、身動きがとれなくなる。抱え込まずに周囲にヘルプを求める。
4.何より大切なのは休養と睡眠。しっかり休む。
です。妊娠中から頭の片隅に入れてあることで、回避していきましょう。


パタニティハラスメントについて

パタニティハラスメントとは、男性が育児時短や育休を請求したり取得したりすることで不利益な扱いや、嫌がらせを受ける行為、言動をさします。
育児介護休業法第10条には、「労働者が育休申出をし、または育休をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない」と規定されています。これにより、解雇する、契約の更新をしない、降格させる、自体待機を命ずるといった不利益な取扱いは、禁止されています。
パタハラの典型的な例は、育児のための休暇や時短を申し出る男性に対して、育休の取得を申請しても認めない、復職後にわざと仕事を与えないなどの嫌がらせです。また、育休の申請をきっかけに、減給や降格の不利益な処分を行ったり、同僚や上司が嫌がらせをしたり、嫌味を言ったりといった行為があげられます。
2023年の育休取得率は、女性が84.1%、男性が30.1%と育休取得率には男女差がみられます。パタハラが発生する要因のひとつに、男性が働き、女性は育児をするという価値観が日本に根強く残っていることが伺えます。そのため、男性社員の育休取得に対して受け入れ難い風潮が強く、パタハラ問題が発生しやすくなっているといえます。

パタニティ休暇の取り方

では、当店のお客様の休暇の取り方をご紹介。
①Mさん 20代 営業職 休暇期間2か月
奥様は里帰り出産だったため、産後2か月から2か月間の取得。
家事全般と、娘さんの遊び相手をなさってました。
②Kさん 30代 デスクワーク 休暇期間1ヶ月
産後すぐお二人での子育てだったため、ホテルの産後ケアを2回程利用、お二人で温泉に行ったり、奥様の息抜き時間を作ったりしながら初めての子育てを楽しんでいらっしゃいます。
③Mさん 30代 デスクワーク 休暇3か月(産後1ヶ月と産後6ヶ月から二回に分けて)
Mさんはちょっと特殊で、ご主人の転勤、奥様の再就職、妊娠が重なってしまい、奥様の育児手当が満額で出ないとのことで、赤ちゃんが6ヶ月になるころ(1月)にはママが仕事復帰することに、そこでパパの育休をそこから取って3月から保育園に入れられるように調整なさっていました。
産後のフォローは減りますが、会社側の協力体制が素晴らしいなと思いました。


まとめ

札幌駅前整体アートカイロは完全予約制の「マタニティ専門整体」です。

当店には様々な症状を持った妊婦さんがいらっしゃいます。
妊婦さんも使える骨盤ベルトの販売や、エクササイズのご案内もいたしておりますので、気になる症状がある方は我慢しないでご相談ください。
札幌駅前整体アートカイロでは妊娠初期から出産予定日まで施術を受けて頂くことが可能です。


札幌駅前整体アートカイロ「マタニティ専門整体」
〒060-0807
北海道札幌市北区北7条西4丁目8−3 北口ヨシヤビル10F
TEL 011-299-2919

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このコラムを書いた人

札幌駅のカイロプラクティック整体院・アートカイロ河村 亜弥 (かわむら あや)

整体セラピスト歴6年:マタニティ整体・産後骨盤矯正・一般整体担当メッセージ

札幌のマタニティ・産後骨盤矯正の専門整体のセラピストの河村亜弥です。
私自身は子供を持たないまま40を過ぎましたが、友人の子供たちや、アートカイロに来てくれる子供たちに癒されながら毎日を過ごしております。妊活のお客様が、マタニティになって、産後になっていくのが今の喜びです。まだまだ未熟なところもございますが、札幌の女性たちを笑顔にできるよう、今後もコラムを展開していきます。
お身体についてのお悩みがございましたら札幌駅前アートカイロへお越しください!
札幌駅前整体アートカイロでは「皆様の笑顔に寄り添える整体院」をモットーにしております。


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